今回はSUSの薄物板の加工についてです。

弊社はこれまでも樹脂・ゴム部品を得意としておりますとホームページ上でお伝えしております。

従いまして、金属関連の加工になるとどの程度の加工精度になるのか分からない部品があり、今回はその一例でエッチングによる部品加工に取り組みました。

単なる円盤ですが、当初当社で取り組もうとしたのはプレスによる加工でした。しかしどうしてもバリを取るのが製品のサイズ(およそ4φ)から不可能でした。

金属の加工についてご存じの方からすれば当たり前なのかも知れませんが、当社では経験が有りませんでしたので、エッチングでどの程度の品物ができるかとある協力先にお願いし、試してみました。

以下その製品サンプルです。

①製品上部から（×60倍）

製品側面から(×60)

エッチング加工の性質上でどうしても発生してしまう断面部のテーパー形状が見受けられます。

製品上部(×200倍)

この倍率で見るとさすがに加工端部のギザギザ感が見えます。

写真は倍率をアップしましたが、現物での確認ではお客様からも端面のひっかかり具合については問題無い確認が取れ、試作品として次のステップへ移行する事になりました。

この様に、トライして見ないと判断のつかない物についても医療機器に関連する事でしたら積極的な検討はしております。

必ずしもご希望・ご期待に添えない場合もあるかと思いますが、可否判断含め回答は必ずさせていただきたいと思います。

ご検討事がございましたら、下記お問合せフォームよりご連絡をお願い致します。

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