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サンプル製作取組み ~コイルチューブの提案①~

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またもやサンプル製作取組みについてのご紹介です。

 

お客様よりチューブの取り回しに関して相談を受けその際、お客様での製品イメージより、下の写真の様な形状をサンプル提案させていただきました。

(サンプル品はポリウレタンチューブにコイル加工×コイル部溶剤接着)

 DSC_0475.JPG

 

きれいにコイル状に巻かれて接着がなされています。

なお、接着の無いコイル加工も可能です。(ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)もコイル状の対応は可能です。)

 

 そして上の写真サンプル品の評価について、結果としては製品を考えた場合にこの仕様では採用が難しい事となりました。

 

理由として

①製品はサンプル品の3倍、総チューブ全長が必要。

②サンプル品の3倍も総全長のあるチューブは重ねて巻かなければならず、コイル部の溶着がスポットでしか付けられない。

③②の方法で作ったものを使用した際、接着部分から剥がれる可能性がある。(接着が線上でなく点になるので強度が弱い)

④巻き方が一定にならない

という事でこのままでは使用できないという判断になりました。

 

ではどうすればこの課題を解決できるのか?

次回解決案のサンプル品を紹介したいと思います。

 

コイル状のチューブなどご検討がありましたら下のリンクよりお願い致します。

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