前回は提案品がこのままでは使えない所までのご紹介でした。

今回は前回の提案を踏まえた新たな提案についてお伝えします。

このままでは今回の要求仕様に合わない事が分かり、次の策については持ち帰りとしてきました。

その後、加工メーカー様と提案に向け打合せを行いましたが中々妙案は出ず、さて困ったなと思った時にようやく一つの案が出てきました。

その案は、チューブの奥行面を確保するのにチューブを指定の径でコイル状にし、縦と横はコイルチューブを一周させる事で達成させようと考えました。これで奥行を一定の幅で確保しつつ、高さと幅も指定サイズ内に収めました。

それがこちらです。

このサンプル品を持って提案をして参りました。

そして使用時の形状は下の通りです。

(サンプル仕様なので巻いて重なる部分の合わせ方はとりあえず適当です)

ユーザー様からのコイルチューブ自体の評価は上々でした。

しかしながら、コスト面で現状折り合いを付けるのが難しく、今回は採用検討が見送りとなりました。。。

この様に物は良いけどコストがね・・・というケースはそれなりに発生します。

従って、同じ様な課題を持たれている所での検討可能性が無いか？

せっかくの取組みを他の案件で活かせたらと考えております。

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