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創立95周年を迎えました。

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今を遡ること95年、大正10年(1921年)に弊社は東京・神田で病院用ゴム製品の製造販売業として創業致しました。

その後、長年に亘り医療用ゴム材料と合成樹脂(プラスチック)材料を扱ってきた経験を活用しようという事で、昭和56年(1981年)頃からは医療機器向けの特注部品事業を開始、依頼35年を経過する中で、クラス分類ⅠからⅢに該当する医療機器に対して、約3000点に及ぶ部品開発を請け負って参りました。

部品供給先の医療機器分野としては、循環器製品、内視鏡製品、人工心肺製品、血液回路製品、補聴器製品、在宅医療製機器品、等々があり、材料的にはゴム系ではシリコーン・ブチル・イソプレン・EPDM・フッ素ゴム等、合成樹脂系ではナイロンやウレタン系エラストマー・ポリエチレン・ポリカーボネート・ポリスチレン等々の汎用~エンジニアリングプラスチックまでを、金属材料ではSUSやチタン、アルミ等々を取り扱っております。

また、近年ではジルコニアやマコール等のセラミックス材料とその成形・加工も当社技術領域に拡大し、医療機器分野で用いられるほとんどの材料を取り扱っております。

また、これら材料に適用する加工技術として製法的に挙げますと、射出成形、押出成形、コーティング、ワイヤー加工、切削、セラミックインジェクション、ウェルダー加工、機械加工など、医療機器分野で古くから馴染みのある製法から、まだ馴染みの薄いものまで、医療機器とその部品に関係する多種多様なご要望、ご要求、医療機器開発が直面する様々な場面や想定されていなかった各場面へより的確に安全に対応させて頂ける様、心がけております。

次の5年では、いよいよ100年を迎える運びとなりますが、疑実状の精進を更に積み重ね、お客様が目指される世界一の医療機器作りを、部品作りからお支えしてまいりたいと当社一同の願いでございます。

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