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連チューブ(2連)の紹介

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今回は2連チューブの紹介です。

医療の分野で手術器の生理食塩水の送水ラインや、人工心肺の血液回路ラインなどで今回取り上げる連チューブ(2連)は使用をされております。

これらの連チューブは各チューブ同士をまとめておくのに有効で有り、必要に応じて途中裂いて使用が可能です。

連チューブの製造方法にはいくつかあり

①口金形状でブリッジを作り2つのチューブを押出す方法

②各チューブを製造後、接着(溶剤接着)する方法

③各チューブを押出した直後、チューブ同士を密着させる事で製造する方法

が挙げられます。

その中で今回紹介させていただくのはチューブを押出した直度、チューブ同士を密着させる方法です。

この方法を使用した場合、チューブを裂いてもブリッジ形状で作ったチューブと比べてバリ残りを少なくする事ができます。(下写真参照)

bDSCN0027.jpg 

現在この方式にて製造可能なチューブは軟質PVCのみとなっており、1セット数メートルになる連チューブとして医療機器に採用がございます。

接着による製造もバリ無しの様に密着はさせられますが、長物はあまり製造に向かないので、押出しと同時に連チューブにするこの製法にメリットがございます。

ご興味等有りましたら、下記問合せフォームよりご連絡をお願い致します。

お問合せフォーム

 

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