技術情報
ガンマ線滅菌が及ぼす材料への影響について②
今回は前回の続き、ガンマ線滅菌が及ぼす材料への影響についての試験内容と試験材料の選別になります。
今回行う試験内容
・引張試験による物理特性の確認
・色差計による色の変化
・ESRによるラジカルの変化(直後)
・写真による伸びと着色の確認
・酸素有無の影響
今回の試験材料(実際に医療機器に使われているもの)
・ABS
・HDPE(高密度ポリエチレン)
・ポリアミド(2種)
・PC(ポリカーボネイト)
・PP(ポリプロピレン)
・PSF(ポリスルホン)
・PU(ポリウレタン)
・PVC(ポリ塩化ビニル2種)
・シリコン
の計11種類になります。
試料形状
サンプル大きさ、脱酸素、くりぬき
引張試験による物理特性の確認
色差計による色の変化
ESRによるラジカルの変化
写真による伸びと着色の確認
次回はいよいよ、試験結果の投稿になります。
ガンマ線滅菌に使用されている材料についてのお問い合わせは下記、弊社のフォームよりご連絡をお願い致します。
ガンマ線滅菌についてのお問い合わせは下記、(株)コーガアイソトープ様のフォームよりご連絡をお願い致します。